映画 ~告白~

比較的明るい映画を好む当ブログ管理人ですが、
その管理人を持ってしても評価せざるを得ない作品です。

ハッピーエンドではなく、なんの救いもありません。

ですが、

恐らく今年の邦画でこの作品を越えるものはでないと思います。


CIMG4092.jpg


本日紹介するのは現在公開中の映画

告白

です。

湊かなえ原作の小説“告白”の映画作品で、主演は松たか子、監督は“下妻物語”で名をあげた中島哲也監督です。

評価の高い作品なので、ストーリーなんかは省いてもよさそうですが
少しだけ書いておくと、

3学期の終業式、数ヶ月前に事故で娘を亡くしたクラス担任の女教師が生徒を前に教師を辞めることを伝え、そして語り出します。
曰く、娘は事故ではなく、このクラスの生徒に殺された。
名前を挙げることなく、生徒達に解る形で犯人を提示した教師は警察に伝えるつもりはないことを述べ、
そして
彼らに“とある手段を用いて”復讐したことを告白します。


これが原作の第一章部分、そして映画の冒頭部分です。
コレを発端とした、復讐劇の行方、
関係者たちの推移が、原作とは表現を異にする部分をもちつつも、違和感なく映像化されていました。

映画の感想は

凄まじい、

の一言。

なんというか、

映画の凄みを見せつけられた気がします。

映像表現やシナリオ、原作も素晴しいとは思いますが、やはり最も凄まじいのは主演となる松たか子の演技、
派手な表現や人を驚かせるギミックがある訳でもない画作りのなかから背筋が寒くなる感覚を何度となく覚えてしまいました。

前述のとおり、ハッピーエンドでもなければ救いもありません。

それでも、

嗜好を越えて是非見ておくべき映画だと思いました

人間の精神が

ゴリゴリ音を立てて削れていく様を見られる

今年を代表する映画作品だと思いますので、
まだご覧になっていない方は是非、劇場に足を運んでみてください。




2010-07-05(Mon)
 

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