アニソンオーディオ vol3 を読んで思うこと

制作サイドがこの本の立ち位置をどう考えているかにもよるのですが、
当ブログ管理人はこの本から

オーディオ的な夢を感じることが出来ませんでした。


IMG_3528.jpg

今回は否定的な内容ですので、見たくない方は続きは見ないで下さい。

NetAUDIOの特別増刊、アニソンオーディオ誌も今回で3号目になります。

アニソンやアニメ、ゲーム音楽の紹介誌として見れば悪くないのでしょう、ただ管理人自身期待が大きかったためオーディオ誌としてみたとき強く思うことが出てきてしまいました。

どう説明すればいいのか、色々考えたのですがまとまりに欠けたので、こちらの文章を転載させていただきます。

“はじめてのオーディオ”という言葉が、これからオーディオの楽しみを味わってみようという人にとって、値段も安く、手軽に扱えるものから始めようということを意味するとしたら、こんなにもオーディオを始めようとする人の気持ちを無視した言葉は無い。
入門用オーディオ製品はとりあえず安物から、という人を見下した考えが時に通用してしまうのは情けない限りである。


思うこと、言いたいことって、ほぼコレがすべて(笑)

転載元はコチラの本、


IMG_3529.jpg


白岩義賢氏の著作、“究極のサウンドを楽しむオーディオ入門マニュアル”
“イントロ”と題されたその本文1行目からになります。


IMG_3530.jpg


この本はその昔、オーディオの世界に足を踏み込もうとしたとき、初めて手に取ったマニュアル本で

今も変わらない、管理人のオーディオ趣味の根っこです(笑)

この本の構成はイントロの文章に違わぬ豪快な代物で、導入文の直後から展開されるのは


IMG_3532.jpg

IMG_3533.jpg


“超絶の名機のこの凄さ!!”と題した

ハイエンド機器紹介

当時の管理人はハイコンポ使用の一般人でしたから、当然こんな機器は観たことも聞いたこともありません。
ですが、その凄さは美しい写真から十分に伝わってきました。

その後、オーディオルーム紹介、オーディオを始めるのに必要な機器構成の説明が続くのですが、そこで紹介される画像も見目麗しいハイエンド機器ばかり、普通の入門書なら早い段階で紹介されるであろうエントリー機器の姿が見られるのはページにして50ページ目という有様でした(笑)

では、安くて良い機械の紹介は無いのか?
と問われればそんなことは全くなく、お勧め機器の紹介ではシステムコンポの単品プレーヤーから海外ハイエンドまでが同じカテゴリーに並べられており、その解説には安価なものから高級品までその品に対する敬意がみちていました。

ある意味管理人のバイブルといえる本なので書きたいことはいっぱいあるのですが、話を本題に戻します。


管理人自身、オーディオという趣味をとても大切に思っているのですが、先細り感の強い趣味であることは自覚しています。
色々理由はあるのですが、管理人が考える大きな問題はそのソース、2016年現在ですらピュアオーディオという趣味で多用されるソースはオールドクラシックにオールドジャズです。

乱暴な話にすると、

オーディオという趣味自体が多くの人からそれを聞くためのものと認識されています。

世間一般の人が聞く音楽を考えたとき、その2ジャンルが果たしてどれほどの割合を占めるでしょう?
クラッシックやジャズが身近にあった人ならいざ知らず、そうでない人が今後どれほどの確率でそういうものを聞くようになるのでしょう?

管理人自身がそうだから、というのもありますがアニメやゲームを好むグループとオーディオ趣味は親和性が高いと思います。
何故なら、そのグループは世間一般とは比べ物にならないほど、高画質、高音質を求める比率が強いからです。

昔からオーディオ趣味で一花咲かすならターゲットは間違いなくこの集団だと考えていたため、アニソンオーディオという本の登場にはものすごい期待をした訳です。

アニソンオーディオ誌、キチンと3冊発売直後に購入して読んだのですが、

紹介される機器がほぼ安値統一(泣)

取りあえず問いたい、

アニメ、ゲーム音楽ってこれぐらいの機器で聞けば十分だと考えているのですか?


管理人が件のオーディオマニュアルを手に取ったとき、この本が管理人に教えてくれたのはいわゆるオーディオの基本だけではなく、

オーディオという趣味に対する誇り、果てない道、そして夢です。

アニソンオーディオという本を見れば、“アニソン”に対する熱い想いは十分に伝わってきます。
ですが重ねて問いたい、

“オーディオ”に対する敬意は、情熱はありますか?

アニソンオーディオ誌はまったく違うジャンルの人にオーディオという趣味を紹介する、ある意味入門書になりえる存在だと思います。
この本を読んだ人が、10年、もっと先までこの本を持っていて、

この本を読んだからオーディオ趣味を始められた。

そんな気持ちを持たせようという気持ちはありますか?

この本だから出来ることはきっともっとあると思います。
むしろ個人的には

オーディオ業界の未来を担うぜっ!

位の気概で臨んでいただければ嬉しいのですが。


IMG_3535.jpg


最後にコチラ、
マイバイブルから、入門誌に描かれた組み合わせ例(汗)
価格的にも上から下までありますが、何が必要でどういう方向を向いているのかはとても分かりやすくなっています。

オーディオをあまり知らない人にはある程度、システム単位で価格も含めて提案して行くのがいいと思います。

下から上まで(笑)

取りあえず本日はここまで。



2016-04-06(Wed)
 

コメントの投稿

非公開コメント

 

アニソンはハイファイ再生を全く考えていない録音が余りにも多すぎます。このあたりの歩み寄りが出来ないと難しいでしょうね。
2016-05-14 20:29 | インコ | URL   [ 編集 ]

 

インコさん

“オーディオ趣味人はオーディオ演奏家である”

紹介した本の中でも引用される言葉ですが、オーディオよりではないソースを良く演奏するために努力する人がいてもよい、管理人はそう思っています。

歩み寄り、というのはお互いに近寄って初めてそう表現されます。

アニメ、ゲーム音楽は一般的な音楽に比べて生み出される量が桁違いのため、見えにくい部分もあるのですが、近年、いわゆるアニソンやゲーム音楽の中にはっきり高音質を狙ったものが増えてきたように感じます。
それらに対するオーディオ側からのアプローチがアニソンオーディオ誌だとするのならちょっと失礼だと思う、ということですね。

そう考えると、管理人やほかの方のように、アニメ、ゲーム音楽を好んで聞く方がオーディオブログを書くこともまた、一方からのアプローチといえるのかもしれません。

色々考えることができました、コメントありがとうございます!
2016-05-16 12:10 | そうてん | URL   [ 編集 ]

プロフィール

そうてん77

Author:そうてん77
楽しみのためになら努力はいといません。
ただ全力で脇道にそれます、迷子になるのも楽しいです。

そんな趣味のひとの備忘録です

当ブログはリンクフリーですので
ご希望の方はご自由にリンクください

月別アーカイブ
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索